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靴業界標準(3)

2008/2/20 12:05:00 42251

靴業界標準(3)


靴ひもの引断力試験方法


1主題の内容と適用範囲


この基準は靴ひもの引き裂き力試験の方法を規定しています。


この基準は様々な材料の靴ひもの引き裂き力を測定するのに適しています。


2の原理


靴ひもを切った試料を引っ張り機で切断するために必要な力は靴ひもの引っ張り力です。


3試験設備


3.1引っ張り試験機


3.1.1最大負荷は250 N(250 kgf)を超えてはいけない。


3.1.2負荷範囲は3段階に分けられます。500 N(0~50 kgf):1000 N(0~100 kgf);250 N


(0~250 kgf)は、負荷範囲が十分な最下段を試験に採用します。


3.1.3精度:±1%


3.1.4丈夫な治具を持ち、金属クランプに革の裏地があります。


3.1.5引張り速度は100±10 mm/minに調整できます。


4試料


4.1治具間の試料長は200 mmである。


4.2試料は最低5本の靴ひもである。


4.3試料の温度20±10℃、湿度65±5%で状態調整48 hを行う。

ウェット試料の測定は状態調整を行わないが、20±10℃に試料を置いて、濃度の1%の脂肪酸アルコキシエチレンの水溶液中で1 h湿潤する必要がある。


注:恒温恒湿設備がない場合、純硝酸アンモニウムまたは純亜硝酸アンモニウムの飽和溶液を乾燥器に置いて乾燥させ、温度20±10℃の恒温箱に乾燥させておけば、乾燥器内で上記のようなことができる。


標準温度、湿度。


5試験条件


5.1引張り速度:100±20 mm/min。


5.2環境温度:室温。


6試験ステップ


6.1乾式測定。


6.1.1引張り速度:規定値に調整する。


6.1.2引っ張りピンを0桁に調整します。


6.1.3両クランプの縁200 mmを調整する。


6.1.4供試体を恒温装置から取り出し、直ちに供試体の両面の三刀端をそれぞれ上、下の二つの冶具に挟み、試料が締め付けられたら鉛垂状態を呈する。


6.1.5ビットマシンを動かし、試料が破断した時の力値を記録する。


6.2湿式試料測定


6.2.1試料を「脂アルコールポリオキシエーテル」水溶液から取り出し、水を押し出して6.1条の試験を行う。


注:綿製品の靴ひもは乾式の測定しかできません。化繊製品の靴ひもは乾式、湿式の測定を行います。


7試験結果


7.1測定結果は算術平均値を取り、単位は「N」で表し、有効数字は1桁までとする。


7.2試料はクランプでスリップまたは破断し、平均値から±10%の引き裂き力の試験結果は無効となります。


7.3平均を計算する有効な試験データは5つを下回ってはならない。


8試験報告書


試験報告には以下の内容が含まれていなければならない。


a.本基準(ZBY 75022-90)に従って試験を行うことを明記する。


b.試験番号、名称、規格、生産単位。


c.試験前処理条件。


d.試験室温度、湿度、引張速度;


e.試験結果;


f.試験者及び日付。

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